テクノロジーの力でダンスの魅力を伝えダンス市場の礎を作るDanceNow,Inc.が本格始動し
ファンコミュニケーションズ代表取締役社長の柳澤安慶氏をはじめ、FIVE代表取締役CEOの菅野圭介氏、ReproでCSOを務める越後陽介氏、日本政策金融公庫、みずほ銀行からの資金調達も完了いたしました。
世界のダンス人口は1億人と言われており、ユースオリンピックの正式種目にも採用され今後の伸びも期待されています。また日本でも教育課程にダンスが採用されて以来手軽なスポーツとして定着し、若者を中心に今や愛好者は600万人を超えています。
しかし、このダンス市場は経済的な側面で2つの大きな課題を抱えています。
1.ダンサーの収益の手段が極めて少ない。
ダンス自体で生計を立てられるのは一握りで、プロダンサーとして収入を得る機会が少ない。
ダンスのインストラクターになっても十分な収入を確保できず、生活が安定しづらい。
2.ダンス愛好者のギア市場が存在しない。
ダンスをするのに道具は必要なく手軽な反面、ダンスのためのギアがほどんど存在しない。
またダンサーは個性を大切にするため、大量生産のプロダクトを好まない特性がある。
そのためメーカーが市場開拓に力を入れない。
この2つの課題の存在が、ダンス市場の形成が難しい大きな要因であり、ダンス愛好者が大いにも関わらず、プロ化やエンターティメント化が遅れている大きな要因となっています
DanceNowは、ダンス愛好者が多いにも関わらず、エンターティメントとしての価値が高いにも関わらず、その価値が市場や社会から正当に評価されていない。
こうしたギャップを埋めるところに逆に大きな機会があると考えました。
DanceNowは『ダンスの魅力を世界に伝え、ダンス市場の礎を作る』というミッションを掲げ、
ダンサーがダンスを売って安定的に食べていける仕組みを作る事に挑戦します。
事業は3つの柱で展開しようと考えています。
1.ダンス初心者向けの短尺動画サービス
2.ダンス練習のスタジオ運営及び、ダンス愛好者とインストラクターのマッチング事業
3.テクノロジーを活用した遠隔ダンス練習システムの提供
それぞれの特長は以下の通りです
1.ダンス初心者向けの短尺動画サービス
1分で踊れるようになる初心者向けレクチャーサービス「Dance Now」の提供
ダンスを始めたい人に無料でコンテンツを提供するメディアとして、ダンスのハードルを下げ、より多くの人がダンスに触れる機会を作るためInstagramやFacebook等のSNSでレクチャー動画を配信していきます。
2.ダンス練習のスタジオ運営及び、ダンス愛好者とインストラクターのマッチング事業
都内はダンス練習の需要が高く、練習スタジオの供給が追いついていない。
スタジオ運営を行い練習する場所を提供し、その上でダンスをしたい人とインストラクターとのマッチングサービスを提供する。
既に渋谷駅徒歩1分にスタジオユニアスをオープンしている
3.テクノロジーを活用した遠隔ダンス練習システムの提供
インストラクターの収益モデルはその場にいる生徒の数が上限となってしまう。
テクノロジーにより遠隔でダンスレッスンを受けられるシステムに投資を行い、1:多数のコミュニケーションを最大化する事でダンサーの収益の上限を取り払い、自社スタジオから導入を進めていく。
DanceNowの代表取締役の廣瀬は学生時代にダンスコンテストで優秀な成績を残し、多くのダンサーにネットワークを持つと同時に、エンジニアとして広告配信システムの構築やスマートフォン向けのアプリの開発、新規事業の開発に取り組んできました。
これらの経験や知見を活かして、ガラパゴス化しているダンス市場をより便利で、愛好者やインストラクター、プロダンサーにとって利用しやすい場所に変えていきたいと考えています。